2011年10月29日土曜日

平成23年度 東京都総合防災訓練にペット同行参加しました

10/29(土) 9:00~12:00

東京都立小金井公園で開催された、東京都と小金井市・小平市・西東京市・武蔵野市の4市合同で開催された「総合防災訓練」に、わんパトメンバー3名と犬3匹で参加しました。

今年の防災訓練は、事前に訓練内容の詳細を知らせない「ブラインド方式」がとられており、ペット同行避難についても特に事前のアナウンスはありませんでした。ペット同行が受け入れてもらえるのかドキドキの参加です(笑)

私たちが向かったのは、体育館内に設置された「避難所運営エリア」。東日本大震災の報道で何度も見かけた避難所の光景が広がっていました。

家族4人程がゆったりと入れる広さでした

係の人たちに「ペット同行で避難してきました」と伝えると、意外なほどあっさりと入場を許可していただけました。お話を伺うと、今回のこの訓練エリアへの設置は実施されなかったものの、本来であれば「被災動物救護スペース」を設ける計画(体育館内/外は別として)なんだそうです。とっても嬉しい!!

とりあえず、他の方たちのじゃまにならないところで、犬たちをすわらせていたところ、ペット同行避難のデモンストレーションと思われたのか、わんこ達のまわりには、あっという間に人だかりができてしまいました。せっかくの機会ですので、色々な方とお話をさせていただきました。

大人しく...というよりはくつろいでいる3わんこ
(1わんこは足だけしか写ってない(^^;)

動物を飼っていらっしゃる方からは、同行避難についての沢山の質問をいただきましたので、東日本大震災の事例をもとにお話しをさせていただきました。多くの方が、日頃の備えと訓練の大切さ(避難所でも大人しくしていられること)を認識いただけたようです。
また、動物を飼っていらっしゃらない方からは「大人しいわんちゃんだったら一緒に避難しても大丈夫そうだ」や「被災時の癒し効果が期待できるのではないか」といったご意見もいただきました。

「ペットは避難所でどう過ごすのか?」といった質問も多かったので、持参した折りたたみ式ソフトクレートを広げ、ハウスの様子も見ていただきました。
多くの方に関心を持っていただけました

参加者の方はもちろん、市関係者の方や消防関係の方なども見にこられ、質問をされたり、写真撮影会(?)まで始まりました(笑)。ソフトクレートについて某市の関係者の方からは「市で幾つか常備することも検討したい」とのお話をいただきました。

このような避難所で人とペットが共存することは課題も多く大変難しいことですが、今回の避難訓練を通してペット飼っている人/飼っていない人ともに、被災動物の避難について知っていただく大変良い機会になったと思います。

わんパトの会ではこれからも、ペットとの同行避難のあり方について、じっくりと考えていきたいと思います。

2011年10月22日土曜日

武蔵野「犬のしつけ方教室」に参加しました

10/22(土) 13:30~16:30

武蔵野市と(社)東京都獣医師会武蔵野三鷹支部が主催する「犬のしつけ方教室」にわんパトの会メンバー2名で参加しました。

講師はあの有名なドッグトレーナーの藤井聡先生です。
また、今回の教室は「しつけ教室」ではなく「しつけ方教室」です。つまりはわんちゃんに対するしつけではなく、飼い主がどのようにわんちゃんに対してしつけをするかを学ぶ機会です。

レジメの配布はありませんでしたので、正確ではないかもしれませんが、主な内容は次のとおりでした。

  1. 武蔵野市環境政策課様 ご挨拶
  2. 東京都獣医師会武蔵野三鷹支部様 ご挨拶
  3. 日本獣医生命科学大学学長様 ご挨拶
  4. 犬のしつけ方教室(講義)
  5. 犬のしつけ方教室(実演)
講義の内容は、「本能と習性」「リーダーとしての対応」「アイコンタクトとは」...から始まり数えきれないほど沢山のお話をいただきました。藤井先生のお話しは、しつけの仕方はもちろんなのですが、「なぜそのような行動を飼い主がとらなくてはいけないのか」といった裏付け部分を中心に話されており、内容も大変納得のできるものでした。
講義の内容に近いものが(社)日本警察犬協会のホームページに藤井先生の寄稿が掲載されていましたので、ぜひご覧ください(読み応えありますよ!)。

実演は先生のお弟子さん(?)4名とわんちゃん4匹によるデモンストレーションと、市民の方とわんちゃんの実践でした。

藤井先生(一番左)とお弟子さんによるデモンストレーション
不思議な緊張感がありました!!

個人的には藤井先生にお会いできたことが嬉しいのですが、いろいろと新しい発見、新しい知識を得ることができた、大変良い機会となりました!